今はSNS、インターネットなどでたくさんの情報が手に入ります。
色々な角度からの情報が手に入るのは良いことですが、情報過多になりすぎて結局どの情報を信じればいいのか、何があったのか分からなくなることもしばしばです。
これはモニタ上のネット世界だけでなく、店頭でのDPやPOPにも言えることではないでしょうか。
POPの役割はまずお客様に興味を持たせたり、手にとってみたい、試してみたいと思わせたりすることにあります。しかしPOPに情報がつめこまれすぎると、かえって見る側からすると「結局この商品のウリはどこなんだ?」と混乱を招く恐れがあります。
人と話していても一度に多くを語る人と話すと混乱してしまいますが、POPやDPといった販促ツールも店頭でメーカー側や店員の代わりにお客様とコミュニケーションをとる役割を持っているので同じ事が言えるのではないでしょうか。
制作しているとついつい「あの情報も載せたい!」「これも知ってもらいたい!」と情報をつめこみがちになりますが、お客様がその情報を知りたいかどうか見極め、より大事なことを分かりやすく伝えるために選び削っていくことも大事なことだと思います。