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商品イメージとディスプレイ

コスメを買いに行くのってわくわくしますよね。
ブランドごとに得意な色やテイストがあって、ディスプレイを見て回るのも楽しみのひとつです。
一方ブランド側としては、たくさんのディスプレイが並ぶ中、注目してもらわなければなりません。そこで、今回私が注目したのはこちらです。

商品よりもイメージ画像に使う面積が広いことがわかります。細長いアイライナーにはヤシの木、グラデーションアイシャドウには輝く海を背景にするなど、商品とリゾート感のあるイメージ画像を合わせています。
また、左下の4枚のイメージ画像では、リゾート小物とコスメが自然に並べられています。これからのサマーシーズンに女性が気になるモチーフとコスメが馴染んでおり、私もふと立ち止まってしまいました。
さらに、私が見に行ったお店ではこのディスプレイは棚の下段にあったのですが、この4枚のイメージ画像だけは斜め上向きにつけられていて、あまり影になっていませんでした。「何かおしゃれな写真がある!」と下段にあっても注目してもらうための工夫だと思います。
このように、商品を手に取ってもらう前に商品のイメージを一瞬で持ってもらうことに重きを置いたデザインは、人を惹きつけるための有効な方法だと感じました。