「商品を置く場所」としてのディスプレイは、置いた時の安定感や手に取りやすい形状が重要になります。お客様が商品を手に取りやすく、また戻しやすいディスプレイは、見た目を綺麗に保つことができるため、商品のイメージアップにつながります。売場で商品やテスターが無造作に置かれてしまっていると、せっかくのディスプレイも印象が悪くなってしまいますよね。
今回ご紹介するのはネイルカラーのディスプレイです。
ひとつひとつの商品が余裕を持って並べられており、どこにどれを戻すのかわかりやすくなっています。色で対応させているのも、当たり前のようですが忘れてはいけないポイントだと思います。また、置く高さが変えられているので、取る時も戻す時もごちゃごちゃとしません。
衣装ケースの引き出しとドレッサーをイメージさせるデザインで、身近さと可愛らしさを感じさせながら、ディスプレイを綺麗に保っている点が印象的でした。
お客様に心地よく商品に振れてもらうための工夫を、常に考えていかなければならないと感じました。