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狭い店内で目立つ工夫

商品数が多く、店内の広さもまちまちなドラッグストアでいかに商品を目立たせるか、とても難しい課題ですよね。今回は比較的狭い店舗で、目立っていたハンガー什器をご紹介します。
ヘアケア用品のディスプレイなのですが、商品の形状的に内容がわかりづらい部分があると思われます。しかしその内容をグラフィックで表せるほどのスペースはとっていられません。そこで、こちらは「髪を速く乾かしたい!」という要望を端的に、文字を大きく浮き上がらせてアピールし、どのような商品かすぐにわかるようになっています。
また、商品を単に垂直に並べるのではなく、斜めにすることによって、バランスを保ちながらパッケージデザインを見せ、さらに手に取りやすい角度にしています。
商品の世界観やブランドイメージのために、グラフィックや印刷面積にこだわることは重要です。しかし狭い店内で素早くお客様に興味を持ってもらうためには、思い切りのよいデザイン・構造の方が良いことも多々あるのではないでしょうか。