化粧品のディスプレイで見かける例として、タレントを大きくメインであしらったものがあります。
特定のタレントの知名度やキャラクター性を全面に出すことで、多くを説明しなくてもブランドの世界観やイメージをお客様に伝えることができるうえに「特定のタレント」=「この化粧品」という図式が定着するのでブランドの知名度の向上も狙えます。
こちらはまつげ美容液のディスプレイですが、商品特徴よりもまず渡辺直美さんに目がいきます。形状のシンプルさも却って奇抜な要因のひとつとなり、色合いと合わせて店頭でも非常に存在感のあるディスプレイとなっていました。
知名度のある方を使うことでブランドそのものの説得力や安心感が増すのも、タレントの持つ力ではないでしょうか。
ただ、いくら女優さんの存在感が抜群だからといっても、あくまで主役は商品そのもの。置くだけで圧倒的な存在感を放つ彼らをどう使うのかがわたしたち制作側の腕の見せ所だと思っています。
上手な写真選びと使い方で、ブランドの説得力やブランド力を高めていきます!