ディスプレイ講座

紙製什器をオーダーメイド!オリジナル制作の流れとポイントを解説

こんにちは!ディスプレイLAND営業担当のUGです。

オリジナルの販促什器を作りたいけどまず何をしたらいいの?どんな流れになるの?とお悩みの方も多いと思います。今回は制作の流れとポイントを解説します。

これでもう什器を発注する際も安心です!

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紙製什器とは?メリットと活用シーン

“紙製什器(かみせいじゅうき)”とは、紙や段ボールなどを素材にして作られた、商品を陳列・展示するためのディスプレイ什器のことを指します。店頭に置かれるPOPスタンド、カウンター什器、床置きのフロア什器など、そのバリエーションは実に豊富です。

什器という言葉に馴染みがない方でも、「商品と一緒に置いてあるディスプレイ台」「目立つ場所にある販促物」などをイメージすれば、きっと見覚えがあるはずです。

紙製什器が選ばれる理由

数ある什器素材の中でも、紙製が選ばれるのには理由があります。以下のようなメリットが、さまざまな業界で支持されているポイントです。

  • ■軽量で扱いやすい
     現場での組み立てや移動がラク。設置作業の負担を軽減できます。
  • ■印刷の自由度が高い
     ブランドカラーや商品ビジュアルを忠実に再現しやすく、デザイン性に優れています。
  • ■コストを抑えられる
     プラスチックやアクリルに比べて製造コストが低く、短期・中期のキャンペーンにも最適。
  • ■加工がしやすい
     自由な形状設計が可能。商品に合わせたオリジナル形状も実現できます。
  • ■環境負荷が少ない
     折りたたんで発送が可能で運搬面や廃棄方法など環境対応やSDGsへの配慮が求められる今の時代にもフィットします。

紙製什器の活用シーン

紙製什器は、「期間限定」「数量限定」「シーズナルプロモーション」など、“短期間で強く印象づけたい”シーンで特に力を発揮します。代表的な活用シーンは以下のとおりです。

  • ■店頭販促(POP・陳列什器)
    新商品の露出や売上強化、クロスMD展開などに活用。カウンターやエンド陳列にも最適です。
  • ■展示会・商談会
    ブランドの魅力や商品特徴を視覚的に伝える什器として。コンパクトに運搬でき、設営も簡単。
  • ■イベント・キャンペーン
    期間限定ショップやポップアップイベントでの装飾什器、ブースなどに使用。

紙製什器をオーダーメイドする理由

  • ■既製品では表現できない「ブランドらしさ」や「売場に合わせたサイズ感」
  • ■商品に合わせた構造や耐荷重設計ができる
  • ■デザイン・形状・印刷・機能性を自由に設計可能

オリジナル紙製什器の制作の流れ【5ステップ】

① 目的整理・制作会社に伝えること

「どこに設置するのか(店舗形態やスペース)」「何を載せるのか(商品サイズや重量)」「使用期間・展開数・納期」など。

例えば、ドラッグストアのエンド什器に設置、スキンケアボトルを5本展示、6月に新発売商品なので5月末に納品、300台を予定。

そして打合せで目的に合った什器づくりの方向性を固めます。キャンペーン内容や販売ターゲットも伝えることで、より良い提案をもらえるようになります。

② 企画・設計(形状・構造・サイズ)

設置環境や商品特性に合わせて、什器の形状や構造を設計します。完成イメージやホワイトダミーを用いて視覚的にイメージを共有し、耐荷重や輸送効率、組立のしやすさまで考慮した設計を行います。必要に応じて折りたたみ仕様や二次利用設計も可能です。

③ デザイン制作・入稿データ確認

ブランドカラーやロゴ配置、コピー表現、視線を引きつけるアイキャッチなど、ビジュアル面をトータルで設計します。印刷仕上がりを意識したレイアウトチェックや、パッケージや既存販促物とのデザイン統一も可能。入稿データの最終確認も行います。

制作会社によってはデザインやコピー作成から対応が可能な場合や、デザインは入稿が必要な場合があります。料金にも関わってきますので①の打合せでお互いがどこまで行うかしっかり決めておきましょう。

④ 試作(サンプル)製作・確認

本製作の前に、実物サンプルを製作し、組立のしやすさ、強度、印刷の再現度、見た目のバランスを実際に確認いただけます。展示スペースとの相性チェックにも有効です。気になる点は修正対応可能で、納得いく仕上がりになるまで調整します。

確認の方法はホワイトダミー、カラーダミー、本紙校正など多岐に渡ります。強度なのか形状・サイズなのか色なのか、全部なのか。何を確認する必要があるのかによって違ってきます。納期、コストに関わってきますので、こちらも①の打合せでしっかり決めておきましょう。良くわからない場合は、制作会社に「ここは譲れない!」という部分を説明してコストを加味した最善の確認方法を提案してもらいましょう。

⑤ 本製作・納品

試作での確認を経て、量産に移行します。印刷・加工・組立・梱包といった各工程を経て、完成した什器は所定のスケジュールに従って納品されます。ロット数や納品先の形態に応じて、生産体制や梱包形態が変わるため、事前の調整や確認が重要です。

紙製什器を作るときのチェックポイント

  • ■強度と耐久性(置く商品の重さに耐えられるか)
  • ■組み立てやすさ(現場で誰でも簡単に設置できるか)
  • ■輸送しやすさ(折りたたみ可能か、サイズ・重量の配慮)
  • ■デザイン性(視認性、アイキャッチ、ブランド表現)
  • ■環境配慮(リサイクル素材の使用など)

ディスプレイLANDでできること

紙製什器はプロモーションの「顔」となる存在です。ディスプレイLANDではオリジナル制作で、より効果的な売場づくりが可能です。

ディスプレイLANDでは上記の①~⑤まで全て対応可能です!より売上UPに繋がる什器をコンセプト設計からデザインを起こし、設計~制作・納品まで対応が可能です。もちろんその一部だけお請けすることも可能です。

日本プロモーショナル・マーケティング協会の受賞実績も多数ございます!

相談は無料です!お気軽にお声がけください。

事例集もご用意していますので貴社の販促にお役立てください。