
こんにちは!ディスプレイLAND営業担当のUGです!
紙製什器の導入を検討中で、まず費用感を知りたい方、過去に什器を発注した経験があり、他社と比較検討している方、コストを抑えつつ、効果的な販促を実現したいと考えているマーケティング・販促担当者様、必見です!
基本を押さえることでコスパの良い什器が作れます。そして制作会社の営業担当との交渉にもガシガシ使っていきましょう!
紙製什器の費用はどう決まる?
オリジナル紙製什器の費用は、内容や仕様によって大きく変動するため、一概に「1台いくら」とは言い切れません。目的や使用条件に合わせて設計するからこそ、価格にも幅が出ます。以下に、主な価格決定の要素を詳しくご紹介します。
必要な仕様と予算のバランスをとりながら、最適な設計を行うことが、コストパフォーマンスの高い什器制作のポイントになります。
サイズ・構造の複雑さ
什器の大きさや段数、棚の有無、背面パネルの高さなど、構造が複雑になるほど設計・加工にかかる手間が増え、費用も上がります。小型の卓上タイプと床置き大型什器ではコストに大きな差が出ます。
印刷の有無・内容(フルカラー/単色など)
全面フルカラー印刷か、ロゴだけのモノクロ印刷かによって、使用するインクや工程が変わります。また、ニス加工やマット仕上げなどの表面加工を追加する場合も費用に影響します。
部材の種類(厚紙・段ボールなど)
素材として使う紙の種類や厚みによって価格が変わります。高強度の段ボールや特殊紙、環境配慮型素材などを使用する場合は、標準仕様よりも単価が上がる傾向があります。
数量(ロット数が多いほど単価は下がる)
量産数が多くなるほど、印刷や加工の初期費用が分散されるため、1台あたりの単価は下がります。逆に小ロットの場合は、初期費用の比重が高くなりやすくなります。初期費用としてはデザイン、校正、版代、型代などがあります。
組み立ての有無(フラット納品か、完成品か)
完成品で納品する場合、事前の組み立て作業・梱包・輸送スペースの確保が必要になるため、コストが上がります。現場での組み立てを前提としたフラット梱包なら、費用を抑えられるケースもあります。
紙製什器の費用相場【サイズ別・用途別の目安】
ここでご紹介する金額はあくまで目安としてみてください!上記でご説明させていただいた費用が決まる条件によって実際は無限にパターンがございます。
- ■吊り下げ什器(ハンガー什器):500~2,000円/台
- ■卓上什器(カウンター什器):1,000~4,000円/台
- ■フロア什器(簡易):3,000~10,000円/台
- ■フロア什器(複雑):10,000~30,000円/台
実際にかかった費用のご紹介
什器タイプとロットと単価をイメージしていただくため、金額の事例をご紹介させていただきます。
【例①】文具ハンガー什器(文具メーカー様)
→ 単価:約800円/ロット:1,000台
【例②】化粧品カウンター什器(化粧品メーカー様))
→ 単価:約2,800円/ロット:500台
【例③】食品売場用のフロア什器(食品メーカー様)
→単価:約4,500円/ロット:200台
コストダウンのコツ5選
紙製什器はオーダーメイドだからこそ、仕様の工夫次第でコストを大きく抑えることが可能です。ここでは、無理なく予算内に収めるための実践的な5つのコツをご紹介します。
制作会社の営業担当にもガシガシ交渉しましょう!
① 形状はシンプルに(展開・組立しやすい構造)
複雑な形状やパーツ数の多い構造は、製造や組立工数が増え、コストに直結します。設置現場でも扱いやすい、折りたたみ可能な構造や工具不要のワンタッチ式など、シンプルな形状にすることで製作・物流・設営のすべてが効率化されます。
② 量産前提で設計する(小ロットでも効率的に)
「今は少数でも将来的に増産の可能性がある」といったケースでは、量産を見据えた設計にしておくことで、初期コストを抑えつつ再生産もスムーズに。汎用性の高い設計にすることで、型の使い回しができ、追加製造時のコストダウンにもつながります。
③ 印刷は必要最小限に(特色やPP加工を調整)
印刷面積や色数、特殊加工の有無は、費用に大きく影響します。インパクトを出すポイントを絞り込み、その他の面は単色や無地にするなど、メリハリのあるデザインでコストを最適化できます。PP(ラミネート)加工も必要に応じて見直すと効果的です。
④ 汎用パーツの活用(什器の一部を共通化)
什器の全体をフルオーダーにするのではなく、一部に既存の汎用パーツ(棚や背面パネルなど)を活用することで、設計費や加工費を削減できます。複数商品の展開でも、共通パーツを使えばシリーズ展開しやすく、ブランド統一感も演出できます。
⑤ 設置期間や運用方法を事前に想定する(短期・長期で仕様を変える)
短期間だけ使う什器に高耐久素材や特殊加工を施すのは非効率。逆に長期運用なら、強度を重視した設計が必要です。運用期間や設置環境を事前に明確にしておくことで、過剰な仕様を避け、適切なコスト設計が可能になります。
⑥制作会社との交渉(番外編)
企業間取引になりますので交渉は可能です。単に値引きですと品質が落ちる可能性もあります。良い交渉としては「今回成功したら次のキャンペーン什器もお任せしたと思っています。」とか継続を匂わせたり、「什器と一緒にパッケージ制作やSNS運用もお願いしたい。」などお互いWinWinになる交渉ですと制作会社もディスカウントしやすい傾向があります。(私はその話に乗ってしまうタイプです!)
価格だけじゃない!“安かろう悪かろう”を避けるために
実際に什器を制作する際は価格以外の部分もかなり重要です。以下のポイントを押さえておきましょう!
- ■「安く作る」ことが目的ではなく、「効果の出る什器」に投資することが重要
- ■コストと成果のバランスをとる発注の考え方
- ■安さを追い求めて後悔しないために:信頼できるパートナー選びが大切
コスパの良い什器はディスプレイLANDで!
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